顔写真付きの身分証明書が欲しくて小特(小型特殊自動車免許)を受けた

こんにちは。

小型特殊自動車の受けて無事合格できたのでその記録です。

インターネット上に小特取った記録的なのはあまりなく、僅かにインターネット上にある情報が大変助かったので、今後受ける人の為に書き残そうと思います。わざわざ小特取るような人はフルビット目指すオタクか顔写真付きの身分証明書が大急ぎで欲しい人だと思うので。

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前置き

日本で一番有効な(?)身分証と言われると運転免許証ですよね。

何かしらの契約とか身分の確認などで大体真っ先に言われるやつです。

自分は今まで保険証ぐらいしか本人確認書類が無く顔写真付きの身分証明書がありませんでした(学生証は写真はあるが住所が書いてなかったりそもそも効力として微妙)

また、後日パスポートの発行や個人番号カード(マイナンバーカード)を発行するためにわざわざ平日に市役所に行き、300円払って住民票を発行するのはそろそろやめたいと思ったのでマイナンバーカードか運転免許証を取ろうと決めました。

 

ですが個人情報管理(個人番号)の扱いを嫌う法人が個人番号カード(マイナンバーカード)を身分証として使用不可とする例がいくつか出てくるようになりました。

以前の住基カードであればこんなことは起こらなかったのですが...

また、日本一セキュリティーが厳しいと言われがちなクラブ、新木場ageHaでのイベントに行く用事ができてしまったのも含めて出来るだけ早く取得したいと考えました。

マイナンバーカードでも一応間に合いますが発行まで1ヶ月かかり、2度も平日に市役所に行かなければならないと言う点で運転免許証一択となってしまったわけです。

自分は以前から小型特殊免許の存在は知っていていつかは取ろうと思って3年ぐらい経過して取得しました。

前置きが長くなりましたが小特免許取得のためにしたことですが、受験日の5日ぐらい前から上記の考えが出て勉強をはじめました。これが金曜日です。

幸い火曜日が大学が休みだったためこの日に向けて勉強を始めました。

勉強関係について

小特の問題は原付の問題がベースで数問小特の問題が出ると知っており、それを踏まえて以前に購入していた原付の問題集を読み始めました。

時間がなかったので巻末に付いている模擬試験を解いて間違えた問題はその周りのルールを覚えると言う形を取りました

通学中の時間は本を読むのが面倒だったのでそれっぽい原付の問題アプリを入れてゲーム感覚でポチポチしつつ、家に帰って間違えた部分を覚えると言うスタイルで金土月と3日間各日1時間程度やっていたと思ったので合計の勉強時間は3時間程度でした。

 当日の流れ的なの

試験に行った日(火曜日)は朝起きれたら午前試験を受けようと考えて就寝したら明らかな寝不足状態でしたが起床することができましたがこれが午前試験に響くことになりました。

自分は府中免許センターで受けることに決めました。鮫洲でもそこまで時間は変わらないっぽかったですが平日午前9時前の京浜東北線上り電車に乗車はしたくなかったので田舎の方面に向かいました。この作戦は成功で朝の下り電車は空いていました。

 

まあバスで向かうわけですがギリギリの時間で行動するとバスは遅れる乗り物なので予定到着時間が締め切り5分前とか出てるやつは午前受けられない可能性があるので予定到着時間が10分とかあるやつに乗りましょう。

 

到着したら入って申請書に記入します。丁寧な字で書かないとあとで読めなくて職員の人に訂正されまくります。(青鉛筆で修正されまくった)

書いたら受験料を払います。小特と原付は1500円/回です。

この時に窓口の職員の人に「下から取る(フルビットする)の?(笑)」と聞かれました。まあ身分証明書欲しさに取ったとは言いにくいので「まあそうですね(笑)」みたいな感じで返事してました。

続いて視力検査を通り試験受付をします。ここでも「全部取るの?(笑)」と言われ、上と同じ返事をしました。

ここでは後ろの職員の人に対して「小特入るよー!!!(大声)」って感じで言われました。

このタイミングで申請書に【小特】と付箋が貼られ、小特の軽く受験の注意事項が言われました。内容的には原付と一緒 に受けるとか受かったら実技試験はないからみたいな内容だったと思います。(写真撮り忘れたのでうろ覚えのイラスト)

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午前の試験は時間が迫っていたので試験会場に入って待機しました。

試験会場は長めの学校の教室的な感じと言うか椅子と机はそのままと言った感じでした。

天井には携帯電話を使用できなくするためのジャミング装置が取り付けられていました。まあオタクなので技適とかどうなんだって考えがながら試験の説明を聞いていました。

tele-pause.co.jp

 

後々調べると一応総務省の認可は受けているのでちゃんと無線局申請とかして使用しているんでしょう。しかし、ジャミングできている周波数帯は3Gのみで4Gは試験中の会場外では使用できていました。(試験途中退出後、試験室前で確認)

最近ではデーター通信はもちろん通話も4Gでやるのでこのジャミング装置の効果があるかは不明です。

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話が脱線しましたが説明を聞き、解答用紙と問題用紙が配られました。

問題用紙は使いまわしっぽくて、小特の問題用紙でもシワとか折れがそこそこありました。

この配布時も小特だけ問題配布が後回しになったりして注目されてしまいがちです。

原付を受けている人はやはり自分ぐらいの20代前後の若い人がほとんどでした。小特を受ける人が予想通り自分1人だけ

小特の試験問題について

この記事を見ている人が大体気になっていることだと思いますが、小特の試験問題は調べたとおり原付ベースで数問小特特有の問題がありました。(自分の時は5問前後?)

覚えている範囲ですが数問並べておきます。(原付の過去問が発売されているぐらいなので数問程度なら大丈夫なはず)

自分が覚えている範囲の問題ですが"小特だけ出る"みたいな問題は48問あって2問あるかないかのレベルでしたので最悪原付の問題を完璧に抑えておけば合格点までは行けると思いますが責任は持てません。

 

自分の時は小特の速度、高さ、積載可能重量などの問題が出ませんでしたが数種類あるので他の問題はあると思うのでしっかりと頭に入れておきましょう。

 

午前中はまだ頭が完全に回って無くて記入後の再度確認を軽くやっただけで途中退出しました。

試験終了後別の免許(大型とか?)が終わり次第小特と原付はすぐに発表されました。

結果は自分の受験番号が表示されてませんでした。

受かっていればいいな〜ぐらいの気持ちで受験しましたがいざ落ちるとちょっと気分が落ち込みます。

とりあえず午後を受けることに決めて再度受験料を払い、朝から何も食べてなかったため食堂に行こうと思ったのですが大学の学食の価格に慣れてしまって高く感じてしまった(700円前後の価格帯)ので免許センター出てコンビニで食料とエナジードリンク、ラムネを書い、午後に備えました。

エナジードリンクとラムネ(ブドウ糖)はプラシーボ効果だと思いましたがまあ気分を上げるために摂取して免許センターの椅子で原付の問題集を読みつつ、気分があまり良くなかったのでアイカツ!の曲を聞いてました。元気出ました。アイカツ!見てください、地上波で再放送もやっているので。

open.spotify.com

 

午後はしっかり解いたあとは確認をしようと思い受験しました。

午後も同じ試験会場で同じ担当の職員、そして午前に原付とその他(大型)で落ちたであろう見かけた人がちらほらいました。

ここでも問題用紙が別に配られたり、試験解説で小特の文言が後付で言われました。

再度ここに来る手間や午前落ちた恥ずかしさから午後は確実に合格しないとという気持ちで試験時間いっぱいまで問題を確認しました3周はしていたと思います。

ですが午後のほうが自信がない問題が多く、ちょっと不安でしたが無事に合格していました。

その後の手続きの話に入る前に「小特の人はこっちの列に来て〜」と言われ、専用に職員の人が付き、原付の人と完全に別の説明が始まって「これがVIP待遇か〜」と言う気持ちになってました(めちゃくちゃ目立つ)

 

交付手数料支払い→写真撮影という流れでしたが列の一番最初にされて進んでいきました。

 

写真撮影に入ると自分の申請用紙を撮影の機械に読み込ませていたのですが何度やってもエラー。

結局横の機械で待機して原付の人を先に撮影という流れになってしまいました。(目立つ)

そして別の職員の人が2,3人到着。5人ぐらいの職員の人に囲まれて写真撮影することになりました。

エラーの原因は申請書に貼ってあった【小特】の付箋でした。(剥がしたらすぐに撮影できた)

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写真撮影が終わると原付の人は講習があるのでまだ時間がかかるのですが小特の人はこれで受け取りまで自由と言うことになりました。

「原付の人と発行するから17時前後になると思います〜早くても16時かな〜(14時時点)」

と言われたので近くのファミレスで時間を潰して17時頃に戻って

「小特なんですけど免許できてますか?」

と聞いたところ

「あ!やっと来た!お昼すぎから待ってたよ!」

と言われてしまい、写真撮影が終わった時点ですぐに発行されていたようでした...。

当日の混み具合でも変わると思いますが写真撮影が終わったら30分ぐらいでもしかしたら発行されているかもしれないのでこれから取る人は確認してみるといいと思います。

 

ということで無事に平成のうちに小型特殊自動車免許を取得することができました。

有効期限が西暦と平成が併記され、免許の種類が小特だけという極めてレア(?)な運転免許になりました

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ALLPCBでオリジナルのプリント基板を発注してみた

今オリジナルの自作キーボードを作っているのですがいくらデータが出来上がっても形にしないと進まないのでPCBを発注しないといけないのですが、プリント基板発注先で有名なelecrowなどが春節明けの製造遅延がまだ起こっていると聞き、どうせならいつもと違うところで発注してみようと思ってトータルの見積もりが圧倒的に安かったALLPCBを使ってみました。

www.allpcb.com

 

 

elecrow自体も全然高くないと思ってたのですが1/3ぐらいやすいとインパクトすごいですね...

132×75mm、2層、15枚、24時間製造、送料無料 35ドル

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参考までに同条件でelecrowの価格

製造が4-7日なのと送料が22ドルかかるので54ドル($32+$22)になります

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さすがに安すぎて人柱的な感じで発注してみたら

 ほんとに24時間(+α)で製造完了するしDHL発送なのであっという間に手元に届きました

5日午前に注文して10日に届いたので6日で届いたことになります1週間かかりませんでした

 

最終的な配送は佐川急便へ委託されたのですが受取は印鑑ではダメらしく、受領書にフルネームでサインする必要があるため対面受取でないといけないのでその点に注意する必要があります。1日受取が伸びてしまいました。(宅配ボックスを設置しているのですが持ち戻り扱いになっていた) 

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届いたものがこちらです。

しっかりとした箱にPCBが入っています。

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PCBの精度もかなりいいと感じました(シルクが途切れているのは自分の作成データのミスです)

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圧倒的な安さと製造スピードですし出来上がったPCBも個人の趣味で使う範囲では十分すぎる品質でかなり満足でした。

次からもここ使おうかな〜って思う感じです

 

Ergodoxの軸を茶軸から赤軸に交換したと1週間ちょい使ってみての感想

先日Ergodoxを作ったのですがその際に茶軸で組み立てたのですが思った以上に音がうるさかったのと後日白軸へ交換予定だったのですが軽すぎて誤タイプ連発しそうだったので余っていたKailh Box Redへ交換しました。

 

といっても作業中の写真はほとんどなく、交換前と交換後の写真のみです...

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かなり静かになり少し高めのキースイッチなので滑らかさが格段に変わり、満足度高くなりました。

 

なんだかんだ1週間ちょい使っている間に興味本位でDvorak配列を試したりしたのですがまだErgodox自体に慣れてないせいもあり結局Qwertyでなれるまで様子見しています

キー配列もまだ記号周りがしっくり来る配列が見つからずちょいちょい修正している現状です。

今更Ergodoxを自作した[Ergodox Build Log]

この記事は自作キーボード AdventCalendar 2017の11日目の記事です

adventar.org

 

少し前にLet's Split(レツプリ)を作ってから分割キーボードに興味が湧いてしまい、ブームが去ってる感がありますが分割キーボードの火付け役とも言えるErgodoxを作ることにしました。

unilog.hatenablog.com 

 

調べていくと英語のビルドログは結構ありますが日本語のビルドログはほとんど見かけなかったので書き残していこうと思います

 

パーツを買い揃える

パーツ

個数

価格

購入先

PCB(基板)

 

¥8947

falba.tech

ケース

 

falba.tech

キーキャップ

 

¥3329

AliExpress - KBDfans

スイッチ

80個

¥1898

MecKey Alpha

スタビライザー

4個

¥565

AliExpress - KPrepublic

 

 

 

 

Teensy2.0

1個

¥1219

Aliexpress

MCP23018-E/SP

1個

¥370

マルツパーツ

1N4148W スイッチングダイオード

76個

¥200

秋月電子

2.2kΩ抵抗

3個

¥100

220Ω抵抗(LED用なので必要なら購入)

3個

¥100

50V0.1uF セラミックコンデンサ

1個

¥10

miniB USBコネクタ

1個

¥200

3.5mm4極ジャック

2個

-

Digit-Key,keebio,MEHKEEなど

*1


 表の値段は送料を含んだ値段を記載価格は購入時の価格で為替、販売店の値段変更などで多少前後する場合があります。

合計金額は約17000円となりました

 

今回のケースはErgodoxEZと一番似ていると言う理由でfalba.techのPVCケースを採用しました。Bストック品ですが通常使用には問題なさそうです。

 

パーツをちょくちょく買い集めていたらケースとPCBを買うのを忘れて急いでfalba.techで注文を入れた(11/22)のですが発送まで1週間以上、輸送もそこそこ時間がかかり本来記事を投稿する日の夕方に到着し、急いで組み立ててギリギリ間に合わせました。

 

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組み立てる

この記事を書いてる当日にパーツが全部揃った関係でかなり雑な実装をしています...

自分が調べた中で(アーカイブですが)Massdropのが一番わかりやすかったのでこれを参考に組み立てていきます

archive.is

 

大まかな流れは以下の感じ

1.ダイオード取り付け

2.キースイッチ以外のパーツ取り付け

3.miniUSBケーブルの加工

4.キースイッチの取り付け

5.キーマップの書き込み

 

1.ダイオード

今回足付きのタイプではなくチップタイプを選びました。

ただ単に見た目がいいという理由でチップ抵抗を使うことにしましたがペーストハンダもヒートガンも持ってないので普通のはんだこてではんだ付けを行っていきます。

 

細かい作業なのでフラックスを塗って作業するとかなり楽でした 

goot プリント基板フラックス BS-75B

goot プリント基板フラックス BS-75B

 

ダイオードを置いて予備はんだを溶かして片方をはんだ付け

向きは足がついてるダイオードの穴で四角い方をチップダイオードの線が入ってる方ではんだ付けを行います。

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残る片方をはんだ付けして予備はんだを行った方もしっかりとはんだ付けします

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これをあと76個繰り返します

この作業だけで両手2時間分かかりました(クソしんどかった)

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2.キースイッチ以外のパーツ取り付け

・抵抗

PCBに抵抗をはんだ付け。今回はスイッチにLEDを埋め込まないので"LED"の印刷されている部分はつけなくても大丈夫ですが一応つけておきました。左側はつけません。

 

・TRRSジャック

取り付けた後、抵抗の足の切れ端でジャンパさせます(左側も同様に)

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・MCP23018-E/SP

セラミックコンデンサの取り付けを忘れずに

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・Teensy2.0

PCBにまず足をはんだ付けしてからTeensyをはんだ付け

miniUSBコネクタ

PCBにはんだ付け...と行きたいところでしたが秋月電子で購入したコネクタは余計な足がついていて取り付けることができませんでした。かなしい。

後日適合するコネクタを購入して追記します...。

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・USBケーブルの加工

まずTeensyについてきたUSBケーブルをカットして被覆を剥きます

Teensyに差し込んだ状態で画像の通りにケーブルをはんだ付け

miniUSBコネクタが取り付けできてないので後日追記します

 

5.キースイッチの取り付け

すべての電子部品を取り付け終わったらキースイッチを取り付けします

 プレートとPCBをあわせ、四隅にスイッチを固定したらPCBに取り付けててはんだ付けをします。

 

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そしてキーキャップをはめ込みます。

今回はDSAの無刻印のキーキャップを選びました 

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これで完成...!と言いたいですが実はKailh Box Whiteで作ろうと思ってMEHKEEで注文したのですが間違えて赤軸を注文し、訂正依頼を出したけれど結局届いたのは赤軸だったというかなしい感じなので後日白軸注文して作り直ししようと思います。

"end game"はまだ続く...

 

直したいところ

パームレストが無い

意外と高さがあるのとキーキャップも傾斜がないタイプなので若干の打ちにくさがあるのでいい感じのパームレスト情報があれば教えてほしいです...。

・本体を傾斜させる

Ergodox EZは本体にスタンドの足があり傾斜させることができるのですが自作なのでなんとかしたいなという感じなのですが3Dプリンターでいい感じの台を作ることができるやつがあるっぽいので後日3Dプリンターを借りれるところで作ってみようかと思います

github.com

 

おまけ

今日までにパーツが揃わないと思って前にアクリル板を切り出したときにMiniDoxのケースを作っていたので空中配線で作りかけてしました。

いつか完成させます。

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修正依頼出したけど結局届いてしまったKailh Box Red(80個)の引き取り手募集中です...。3000円ぐらいで引き取ってくれるととても嬉しいです。気になる方は@F_YUUCHIか@ka51_にリプ飛ばしてください...。

 

 

 この記事は9割HHKB Professional2 US、1割がErgodoxで書きました。

 

 

 

*1:国内通販,店舗などでは販売していないパーツなので手持ちがない場合は多少送料がかかってしまいますがMEHKEEなどでキースイッチなどと一緒に購入することを推奨します

Fire HD 8(2017)+Kodi+Harekaze for Kodi(pvr.chinachu)でテレビ視聴環境を作る

先日Amazonの割引でKindle Fire HD 8を6000円ちょっとで入手したのでKodiをインストールして快適なテレビ視聴環境を作ったのでその話

Kodiにpvr.chinachuを入れる

GooglePlayからKODIをインストールしてアドオンとしてHarekazeをインストールする方法だとAndroidの場合エラーが出てインストールが完了しないので自分でHarekaze入りのKodiをビルドする必要があります。
(Androidアプリのビルド環境を事前にあることを前提に進めていきます)

ほとんど公式のビルド方法を参考に
github.com

 

署名キーの作成とAPKのビルド

公式のをそのままコピーしてシェルスクリプトを書きます
KEYSTORE,ALIAS,PASSWORDは各自変更をしてください

ndk-build APP_ABI=armeabi-v7a

KEYSTORE=example.keystore
ALIAS=hoge
PASSWORD="hoge"
P=`pwd`

keytool -genkey -v -keystore $KEYSTORE -alias $ALIAS -noprompt -keyalg RSA \
    -keysize 2048 -validity 20000 -keypass $PASSWORD -storepass $PASSWORD \
    -dname " cn=$RANDOM, ou=$RANDOM, o=$RANDOM, c=US"
    
APKURL="http://mirrors.kodi.tv/releases/android/arm/kodi-17.5.1-Krypton-armeabi-v7a.apk"
FILENAME="${APKURL##*/}"
set -eux
WORKDIR=$(mktemp -d)
cp -r libs $WORKDIR/lib
cp -r template $WORKDIR/addons
cp ChangeLog.txt $WORKDIR/addons/pvr.chinachu/
cp LICENSE $WORKDIR/addons/pvr.chinachu/
cd $WORKDIR
mkdir assets
mv addons assets/

curl -OL $APKURL
zip $FILENAME -d META-INF/*
zip -r $FILENAME lib -i *.so
zip -r $FILENAME assets/addons
cp $FILENAME "$OLDPWD"

署名してインストール

jarsigner -verbose -sigalg SHA1withRSA -digestalg SHA1 -keystore $ KEYSTORE \
    -storepass $ PASSWORD  $ FILENAME  $ ALIAS
adb install -r $ FILENAME

端末のアプリ一覧にKodiが追加されてるので起動して
アドオン→Myアドオン→PVRクライアント→Harekaze(Chinachu PVR Client)を選択
設定からChinachuのWUIのアドレスを入力
http://username:passwd@Serveraddress:port

OKを押すと再起動をするよう求められるので再起動をするとテレビにHarekazeが設定されてリアルタイム視聴や録画、EPGなどが見れるようになってるはずです
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これで快適なテレビ視聴環境ができました

さらにタブレットアームを購入してベッドに備え付けにするとかなり良さそうですね

MacBook Pro Retina(2015)のバッテリーが膨張したので修理に出した

 

MacBook Pro Retina 13インチ 2015年モデルを毎日のように使用しているのですが、家でクラムシェルモードで使用することが多く、その際に高負荷をかける作業が多かったせいか2年半でバッテリー膨張が発生していました。 

症状

  • バッテリーが膨張
  • 膨張によりトップケース(下側)の変形
  • 膨張の影響で液晶に当たり、液晶のコーティングが剥がれている

といった状態でした。

 

画面閉じても完全に締まりきらない

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バッテリー膨張は7月頃に気がついたのですが最初は「まだ使えるので大丈夫」と思っていたのですが外で使っているとタイピング中にガタガタ揺れ、それが日に日に大きくなっていくのが感じられたのでAppleStoreに持っていきました。

 

修理前にすること

今回はバッテリーと外装とディスプレイのみがダメージを受けてるので記憶装置は交換されないと思っているのですがGeniusBarの予約時もスタッフの方にも数回バックアップについて聞かれたので必ずバックアップを取ってからストアに持ち込みましょう(発送しましょう)

 

修理している間の代替え機が家にないので思い切ってMacmini 2014年モデルの最低スペックを購入してMacBookProのデータを移行させることにしました。

(移行アシスタント経由ではうまく移行できなかったのでTimeMachineバックアップ経由で行いました)

 

AppleStoreへ行く

駅から坂があるせいで地味に遠く感じるAppleStore渋谷に向かいました。

GeniusBar関連は2階なので1階の展示には見向きもせず2階へ向かいます。

予約時間の10分ぐらい前に着いて階段付近に立っていたスタッフの方に名前を伝えると持っていた予約一覧の見れるアプリが入った専用のiPadを確認して「Macですね〜カウンターでの対応なんですが今席空いて無いので近くで待機してもらっていいですか〜」って感じで言われたので近くまで行くとちょうど席が空いてすぐに案内されました。

 

現在の症状をGeniusBarのスタッフに伝えるとすぐに他のパーツに異常はないか念のためということで確認してもらうことに

 

テーブルの下からEthernetケーブルとThunderboltの変換を取り出してスタッフの方のiPadから診断ツールを立ち上げていました。

 

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診断ツール終了後の画面を撮影したのですが矢印で指しているところの横に入ってる筋がコーティング剥がれですね。

見積書が出来上がるといくつか説明がありました

  • 今回は自然故障でAppleCare加入中なので修理代金は無料の予定
  • 万が一水濡れなどがあればすべて有料での修理になる
  • 再度バックアップをしているかの確認。修理の際にデータが消えることがある。
  • 修理期間は3日~5日かかる
  • 修理完了後の受け取りをAppleStoreか自宅(宅配)を選べる

そしてiPadに指でサインをして終了。

その時点でメールで見積書が届きましたが紙でも全く一緒の内容の物を受け取りました。

受け取りのときはこの見積書の紙と身分証を持って来るように言われました。

そして貰った見積書がこちら

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雑に扱っていたせいでボディに傷が多数あり、そのことも書かれちゃってます。

53000円の技術料ですが後記でパーツ代も含んだ代金があります

幸いAppleCareに入っていたので0円になりました。25000円の保険がこんなところで役に立つとは思ってなかったです...。(お守り感覚で保険を使うとは思ってもいなかった)

 

受け取りに行く

預けた2日後の昼にこんなメールが届きました 

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修理状況のページを見るとクロネコの追跡番号があったのでそれを合わせて今回の時系列を簡単に書くとこのようになります。

13日

14:30 本体を預ける

18:00 輸送中のステータス

14日

15:00 修理中

18:55 厚木法人営業支店発送(輸送中)

15日

09:24 AppleStoreに配達完了

12:30 受け取りができるとのメールが届く

 

率直な感想としては「修理速い...」でした。

AppleStoreで預けて自宅受取にしてたら48時間以内に手元に帰って来る計算です。

 

おそらく修理センターをヤマト運輸の厚木ゲートウェイに置いているんじゃないかと予想しています。

 

Storeについて数日前と同じく2階へ直行。階段前にいるスタッフさんに「修理の受取に来ました」と伝えるとカウンターに案内され、修理品完了したMacを1階から持ってきてもらい同時に修理報告書と噂に聞いていた"Appleマーク入りのクリアファイル"を受け取って軽く動作確認をして受取確認のiPadにサインをして完了でした。多分5分かからなかったと思います。

 

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別途交換したパーツなどが記載されたメールが届いたのですがパーツ単価がすごいことになっていた。液晶、トップケース、修理技術料 合計13万円超えが2万5千円の保証で0円になったと思うとすごい。(保証なしでも請求金額はこの金額まるまるではなく多少安くなると思いますが)

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残念ながら底面のネジ止めされてるカバーは交換されておらずそのまま残っていました。バッテリー膨張で変形してたはずなんですがフラットになっていて不思議です。直したんでしょうか。

あとはロジックボードも交換になっていないので端子部の傷、汚れはちゃんと残っていました。

 

ですが液晶、バッテリー、キーボード、トラックパッドは新品なので非常に普通に使ってる分には新品を使っているかのような感覚になります。

 

初めてApple製品の修理を出したのですがかなり満足度の高い結果となりました。

 

 

Let's Split(レツプリ)を作った

前置き

だいぶ前ですがこんな記事を書いたと思います。 

unilog.hatenablog.com

だいぶ適当に書いてしまった記事なんですがGoogleで「ErgoDox 自作」とかで調べるとなんかすごい上位に来てしまっててとても申し訳ない気分になっています。(結局作ろうと思って作っていない)

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自作キーボード欲はずっと前からあったのですが結局作っていなかった中、Let's Splitと言う自作キーボードを知り、今回作るに至ったわけです。

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