顔写真付きの身分証明書が欲しくて小特(小型特殊自動車免許)を受けた

こんにちは。

小型特殊自動車の受けて無事合格できたのでその記録です。

インターネット上に小特取った記録的なのはあまりなく、僅かにインターネット上にある情報が大変助かったので、今後受ける人の為に書き残そうと思います。わざわざ小特取るような人はフルビット目指すオタクか顔写真付きの身分証明書が大急ぎで欲しい人だと思うので。

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前置き

日本で一番有効な(?)身分証と言われると運転免許証ですよね。

何かしらの契約とか身分の確認などで大体真っ先に言われるやつです。

自分は今まで保険証ぐらいしか本人確認書類が無く顔写真付きの身分証明書がありませんでした(学生証は写真はあるが住所が書いてなかったりそもそも効力として微妙)

また、後日パスポートの発行や個人番号カード(マイナンバーカード)を発行するためにわざわざ平日に市役所に行き、300円払って住民票を発行するのはそろそろやめたいと思ったのでマイナンバーカードか運転免許証を取ろうと決めました。

 

ですが個人情報管理(個人番号)の扱いを嫌う法人が個人番号カード(マイナンバーカード)を身分証として使用不可とする例がいくつか出てくるようになりました。

以前の住基カードであればこんなことは起こらなかったのですが...

また、日本一セキュリティーが厳しいと言われがちなクラブ、新木場ageHaでのイベントに行く用事ができてしまったのも含めて出来るだけ早く取得したいと考えました。

マイナンバーカードでも一応間に合いますが発行まで1ヶ月かかり、2度も平日に市役所に行かなければならないと言う点で運転免許証一択となってしまったわけです。

自分は以前から小型特殊免許の存在は知っていていつかは取ろうと思って3年ぐらい経過して取得しました。

前置きが長くなりましたが小特免許取得のためにしたことですが、受験日の5日ぐらい前から上記の考えが出て勉強をはじめました。これが金曜日です。

幸い火曜日が大学が休みだったためこの日に向けて勉強を始めました。

勉強関係について

小特の問題は原付の問題がベースで数問小特の問題が出ると知っており、それを踏まえて以前に購入していた原付の問題集を読み始めました。

時間がなかったので巻末に付いている模擬試験を解いて間違えた問題はその周りのルールを覚えると言う形を取りました

通学中の時間は本を読むのが面倒だったのでそれっぽい原付の問題アプリを入れてゲーム感覚でポチポチしつつ、家に帰って間違えた部分を覚えると言うスタイルで金土月と3日間各日1時間程度やっていたと思ったので合計の勉強時間は3時間程度でした。

 当日の流れ的なの

試験に行った日(火曜日)は朝起きれたら午前試験を受けようと考えて就寝したら明らかな寝不足状態でしたが起床することができましたがこれが午前試験に響くことになりました。

自分は府中免許センターで受けることに決めました。鮫洲でもそこまで時間は変わらないっぽかったですが平日午前9時前の京浜東北線上り電車に乗車はしたくなかったので田舎の方面に向かいました。この作戦は成功で朝の下り電車は空いていました。

 

まあバスで向かうわけですがギリギリの時間で行動するとバスは遅れる乗り物なので予定到着時間が締め切り5分前とか出てるやつは午前受けられない可能性があるので予定到着時間が10分とかあるやつに乗りましょう。

 

到着したら入って申請書に記入します。丁寧な字で書かないとあとで読めなくて職員の人に訂正されまくります。(青鉛筆で修正されまくった)

書いたら受験料を払います。小特と原付は1500円/回です。

この時に窓口の職員の人に「下から取る(フルビットする)の?(笑)」と聞かれました。まあ身分証明書欲しさに取ったとは言いにくいので「まあそうですね(笑)」みたいな感じで返事してました。

続いて視力検査を通り試験受付をします。ここでも「全部取るの?(笑)」と言われ、上と同じ返事をしました。

ここでは後ろの職員の人に対して「小特入るよー!!!(大声)」って感じで言われました。

このタイミングで申請書に【小特】と付箋が貼られ、小特の軽く受験の注意事項が言われました。内容的には原付と一緒 に受けるとか受かったら実技試験はないからみたいな内容だったと思います。(写真撮り忘れたのでうろ覚えのイラスト)

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午前の試験は時間が迫っていたので試験会場に入って待機しました。

試験会場は長めの学校の教室的な感じと言うか椅子と机はそのままと言った感じでした。

天井には携帯電話を使用できなくするためのジャミング装置が取り付けられていました。まあオタクなので技適とかどうなんだって考えがながら試験の説明を聞いていました。

tele-pause.co.jp

 

後々調べると一応総務省の認可は受けているのでちゃんと無線局申請とかして使用しているんでしょう。しかし、ジャミングできている周波数帯は3Gのみで4Gは試験中の会場外では使用できていました。(試験途中退出後、試験室前で確認)

最近ではデーター通信はもちろん通話も4Gでやるのでこのジャミング装置の効果があるかは不明です。

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話が脱線しましたが説明を聞き、解答用紙と問題用紙が配られました。

問題用紙は使いまわしっぽくて、小特の問題用紙でもシワとか折れがそこそこありました。

この配布時も小特だけ問題配布が後回しになったりして注目されてしまいがちです。

原付を受けている人はやはり自分ぐらいの20代前後の若い人がほとんどでした。小特を受ける人が予想通り自分1人だけ

小特の試験問題について

この記事を見ている人が大体気になっていることだと思いますが、小特の試験問題は調べたとおり原付ベースで数問小特特有の問題がありました。(自分の時は5問前後?)

覚えている範囲ですが数問並べておきます。(原付の過去問が発売されているぐらいなので数問程度なら大丈夫なはず)

自分が覚えている範囲の問題ですが"小特だけ出る"みたいな問題は48問あって2問あるかないかのレベルでしたので最悪原付の問題を完璧に抑えておけば合格点までは行けると思いますが責任は持てません。

 

自分の時は小特の速度、高さ、積載可能重量などの問題が出ませんでしたが数種類あるので他の問題はあると思うのでしっかりと頭に入れておきましょう。

 

午前中はまだ頭が完全に回って無くて記入後の再度確認を軽くやっただけで途中退出しました。

試験終了後別の免許(大型とか?)が終わり次第小特と原付はすぐに発表されました。

結果は自分の受験番号が表示されてませんでした。

受かっていればいいな〜ぐらいの気持ちで受験しましたがいざ落ちるとちょっと気分が落ち込みます。

とりあえず午後を受けることに決めて再度受験料を払い、朝から何も食べてなかったため食堂に行こうと思ったのですが大学の学食の価格に慣れてしまって高く感じてしまった(700円前後の価格帯)ので免許センター出てコンビニで食料とエナジードリンク、ラムネを書い、午後に備えました。

エナジードリンクとラムネ(ブドウ糖)はプラシーボ効果だと思いましたがまあ気分を上げるために摂取して免許センターの椅子で原付の問題集を読みつつ、気分があまり良くなかったのでアイカツ!の曲を聞いてました。元気出ました。アイカツ!見てください、地上波で再放送もやっているので。

open.spotify.com

 

午後はしっかり解いたあとは確認をしようと思い受験しました。

午後も同じ試験会場で同じ担当の職員、そして午前に原付とその他(大型)で落ちたであろう見かけた人がちらほらいました。

ここでも問題用紙が別に配られたり、試験解説で小特の文言が後付で言われました。

再度ここに来る手間や午前落ちた恥ずかしさから午後は確実に合格しないとという気持ちで試験時間いっぱいまで問題を確認しました3周はしていたと思います。

ですが午後のほうが自信がない問題が多く、ちょっと不安でしたが無事に合格していました。

その後の手続きの話に入る前に「小特の人はこっちの列に来て〜」と言われ、専用に職員の人が付き、原付の人と完全に別の説明が始まって「これがVIP待遇か〜」と言う気持ちになってました(めちゃくちゃ目立つ)

 

交付手数料支払い→写真撮影という流れでしたが列の一番最初にされて進んでいきました。

 

写真撮影に入ると自分の申請用紙を撮影の機械に読み込ませていたのですが何度やってもエラー。

結局横の機械で待機して原付の人を先に撮影という流れになってしまいました。(目立つ)

そして別の職員の人が2,3人到着。5人ぐらいの職員の人に囲まれて写真撮影することになりました。

エラーの原因は申請書に貼ってあった【小特】の付箋でした。(剥がしたらすぐに撮影できた)

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写真撮影が終わると原付の人は講習があるのでまだ時間がかかるのですが小特の人はこれで受け取りまで自由と言うことになりました。

「原付の人と発行するから17時前後になると思います〜早くても16時かな〜(14時時点)」

と言われたので近くのファミレスで時間を潰して17時頃に戻って

「小特なんですけど免許できてますか?」

と聞いたところ

「あ!やっと来た!お昼すぎから待ってたよ!」

と言われてしまい、写真撮影が終わった時点ですぐに発行されていたようでした...。

当日の混み具合でも変わると思いますが写真撮影が終わったら30分ぐらいでもしかしたら発行されているかもしれないのでこれから取る人は確認してみるといいと思います。

 

ということで無事に平成のうちに小型特殊自動車免許を取得することができました。

有効期限が西暦と平成が併記され、免許の種類が小特だけという極めてレア(?)な運転免許になりました

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